小学校受験と中学受験って、どっちが良いんだろう。
うちの子には、どっちが向いてる?
小学校受験するなら、そろそろ準備しなくちゃいけないし…
こんにちは!
すみれ(@suuuumam)です。
小学校受験と中学受験、どっちが良いのか。
教育熱心な親御さんであれば、一度は悩んで当然のことだと思います。
私も悩みました!
ということで、この記事では、
・子供にはどちらが向いてるのか
とお悩みのあなたに、
小学校受験と中学受験はどっちが良いのか。
また、かかる費用や受験勉強の大変さ、合否の判定要素、その後の進学など、思いつく項目を全て徹底比較しました!
ちなみに、
私は悩んだあげく、息子に小学校受験を選びました。
現在、息子は国立小学校に通っています。
・息子の小学校受験の経験。
・私自身の中学受験の経験。(もう何十年も前の話ですが)
・私立小に通いながら中学受験を目指している友達ママの意見。
上記のことを踏まえて、小学校受験と中学受験について、私なりに考えてまとめました。
小学校受験と中学受験、うちの子はどっちが向いてる?
小学校受験と中学受験、自分の子供にはどっちが向いてるのか。
これは、
・親の考え方(子供の将来に対する)
この2つによって、違ってきます。
もっと言うと、子供の性格うんぬん…よりも、
ほぼ、親の考え方次第と言ってもいいでしょう。
では、順番にご説明していきます。
小学校受験と中学受験どっち向き?子供の性格から考える。
うちの子の性格は、小学校受験向きか、はたまた中学受験向きか。
悩む気持ちはわかりますが、実際そんなことはまだよくわからない、というのが事実です。
だって、3歳や4歳5歳くらいの子供の性格なんて、まだまだわかりませんよね。
幼児期の性格は、年齢や月齢に左右されていることが多く、これからまだまだ変わっていきます。
幼児なんだから、落ちつきがなくて当たり前だし、幼稚園や保育園に行きたくないと泣くのも当たり前だし、自分の意見がきちんと言えず、わがままなのも当たり前。
もちろん、多少の性格の差はありますが、幼児とは大抵そういうものです。
もし強いて言うなら、
→小学校受験向き
⚫︎いろんなことに興味が移り、じっとしていられない子。消極的すぎる子。
→中学受験向き(小学校受験には不向き)
小学校受験では、「先生の指示を聞く」ことがとても大切です。
いろんなことに興味があることは、幼児にはごく自然であり、むしろ尊重すべきことですが、
だからと言って、座るべき時間に立ち歩いたり、触っちゃいけないものを触ってしまうことは、小学校受験では致命的になります。
また、消極的すぎる子も、面接や行動観察で不利になるでしょう。
ですが、子供の性格は年齢とともに変わってきます。
塾や家庭での指導で改善することも多いので、それほど気にすることはないと思います。
小学校受験と中学受験どっちが良い?親の考え方で決まる!
小学校受験と中学受験、どっちが良いかは、
「子供に将来どうなって欲しいか」という、親の考え方で決まります。
というのも、
子供が幼児や小学生のうちは、子供の性格や意思よりも、親の考えの方が影響が強いからです。
子供がまだ小さいので、親の意向の方が強くなってしまうんです。
ということで、改めて、
子供に将来どんなふうに育って欲しいか、よく考えましょう。
あなたは、お子さんにどう育って欲しいですか?
・医者になって欲しい
・東大に行って欲しい
・自分の夢を見つけて叶えて欲しい
・学生生活を楽しんで欲しい
いろんな考えがありますが、
「子供に将来どうなって欲しいか」を大まかに2つに分けて、小学校受験と中学受験どちらが良いか考えてみました。
①東大や医学部など、高い学力を身につけて欲しい。
子供に高い学力を身につけてほしいなら、難関の高校・中学に行くことが必須です。
そのためには、3つの選択肢があります。
→中高の内部進学を狙う
②小学校受験(中学受験に強い小学校)
→中学受験のための環境を整える
③中学受験
難関の中高一貫校を目指す。
将来、東大や医学部などの高い学力を身につけて欲しいなら、
小学校受験よりも中学受験の方が、レベルの高い中高一貫校を目指すことができます。
小学校受験をして、難関中高の内部進学を狙うのもアリですが、
・内部進学は全員ではなく競争がある
・中高の外部受験で入ってくる子の方が優秀
・そもそも、超難関の中高には附属小学校はない
などの問題点があります。
また、中学受験に強い小学校を受験し、環境を整えておくのもひとつですが、
それだと、
小学校受験と中学受験、どちらもすることになるので、それなりの覚悟が必要です。
②学力よりも環境や楽しさ重視。のびのび育って欲しい。
受験戦争のストレスをできるだけ減らしてあげたい、のびのびと学生生活を楽しんで欲しい。
そのためには、内部進学のある学校を選びます。
→大学、中高まで内部進学できる小学校
②中学受験
→大学、高校まで内部進学できる中学
学力よりも、環境や楽しさ重視なら、
小学校受験をして、大学や中高まで内部進学できる小学校を目指すのがいいでしょう。
小学校受験は、中学受験に比べると、子供にとってはそれほど大変ではありません。
(親は大変ですが。)
記憶の薄い時期に小学校受験さえクリアできれば、
中学受験、高校受験、大学受験さえもしなくていいのです。
親としても安心ですし、子供ものびのびと楽しく学ぶことができます。
いかがでしょうか?
お子様にどのように育ってほしいか、考えはまとまりましたか?
大切なのは、小学校受験や中学受験はあくまで手段であるということ。
根底にある目的は何か、しっかりと考えて決めるべきです。
小学校受験と中学受験をいろんな項目で比較してみた。
小学校受験と中学受験を、費用や受験勉強の大変さなど、思いつく項目で比較しました。
どちらが良いか、決める時の参考にしてください。
①費用
⚫︎小学校受験(計1500万)
・年中からの塾費用 100万(1年〜2年)
・私立小学校の学費 600万(6年間)
・中学への内部進学の塾費用 100万
・私立中高の学費 700万(6年間)
⚫︎中学受験(計900万)
・小4からの塾費用 200万(3年間)
・私立中高の学費 700万(6年間)
ざっくりとですが、計算してみました。
費用は、小学校受験の方が多くかかります。
ただ、上記の金額は私立小学校の場合なので、国立小学校となると話は違ってきます。
【参考記事】
→国立小学校の学費っていくら?教育レベルは?息子を入学させて感じたこと。
→小学校受験 塾の費用って高いの?我が家のリアルな金額と内訳を公開!
②受験勉強の大変さ
⚫︎小学校受験
小学校受験は、中学受験に比べると勉強はそれほど大変ではありません。
受験勉強の期間は、年少か年中頃から、1年〜2年がベスト。
勉強時間も、1日1時間で十分です。
勉強内容も、プリントや面接、工作など多岐にわたるので、子供にとっては、お勉強よりも遊びに近い感覚でできます。
⚫︎中学受験
中学受験の勉強は、本当に大変です!
小4頃から3年間の通塾。
小5や小6になると、朝から夜遅くまで塾に行き、夜ご飯は塾でお弁当を食べることが当たり前になります。
1日10時間ほど勉強する必要もあり、精神的にも肉体的にもかなり大変です。
③合否の判定要素
⚫︎小学校受験
小学校受験の場合、合否は運も大きいです。
行動観察や面接など、不確定要素がたくさんあるので、
勉強ができる、優秀であるからといって、合格できるわけではありません。
小学校受験に「ご縁」という言葉が使われますが、まさに縁のあった小学校に合格するという感覚です。
⚫︎中学受験
小学校受験と違って、合否は子供の学力のみで判断されます。
シンプルでわかりやすい!
学力のみなので厳しくもありますが、合否の予想がしやすく、また納得もしやすいでしょう。
④入学した後の進学、受験など
⚫︎小学校受験
中高へ内部進学がある場合と、内部進学をせず中学受験をする場合があります。
【中学、高校の内部進学がある場合】
内部進学がある場合は、のんびりと過ごせます。
しかし、小学校によっては全員が中学へ上がれない場合もあります。
その場合は、内部進学のための勉強が必要。
【中学受験をする場合】
付属の中学がなく、中学受験をするのが当たり前のような小学校であれば、受験勉強の環境が整っているので、やりやすいでしょう。
ただ、付属中学への内部進学があるにも関わらず、外部に中学受験する場合は少し大変になります。
小学校のテストもそれなりに難しい中、中学受験の塾の勉強もあると、両立が苦しくなります。
私の友達の、私立小に通うお子さん(小5)が、内部進学はせず外部へ中学受験されるのですが、両立がとても大変そうです…!
⚫︎中学受験
中高一貫校に入ってしまえば、大学受験まで受験がありません。
中学高校の、いちばん楽しい時期をのびのびと過ごせるのは、子供にとって素晴らしいことです。
私自身が中高一貫校だったのですが、6年間のびのびと楽しく過ごせたことは、一生の宝物です。
⑤親の負担
⚫︎小学校受験
子供が小さい分、中学受験よりも親の負担が大きいです。
親の面接がある小学校も多く、親で判断される要素も多々あります。
親の服装や持ち物まで、全てに気を使わなければいけません!
⚫︎中学受験
塾の送り迎えなど、サポートは必須ですが、小学校受験ほど手取り足取り…ってわけではありません。
当たり前ですが、合否に親はほぼ関係ありません。
⑥教育熱心な環境
⚫︎小学校受験
小学校から、教育熱心な環境で過ごせます。
小学校によっては、小1から塾通いしている場合も。
それを刺激があって良いと考えるか、小学校から競争社会で窮屈そうと捉えるかは、親の考え方次第ですが、
私は、魅力的なことだと思います!
⚫︎中学受験
公立小にはいろんな子がいるし、いろんな考えの親御さんがいるので、
中学受験をすると、まわりから浮く可能性もあります。
とはいえ、公立小でのんびりと小学校生活を楽しみ、中高は教育熱心な環境で過ごすというのも、十分ありです。
⑦通学時間
⚫︎小学校受験
幼稚園の頃は、バスか自転車など親の送り迎えだったのが、
小学1年生から電車での通学は、体力的にも正直きついです。
友達の子は、入学してから痩せたらしい!
⚫︎中学受験
私立中学・高校だと、1時間以上かけて通学するも場合もあります。
中学生とはいえ、毎日のことなので大変です。
部活で帰りが遅くなると、心配もあります。
以上、思いつく項目で、小学校受験と中学受験を比較してみました!
※「この項目も比較して欲しい!」という意見がありましたら、LINEやお問い合わせ、Twitterなどからぜひご意見ください!
小学校受験と中学受験それぞれに特徴があり、メリットやデメリットもあります。
費用、家庭環境、子供の性格、親の考えなどを全て踏まえたうえで、
我が子にはどちらを選ぶのか、よく考えたいですね。
ちなみに、私が息子に小学校受験を選んだ理由はこちらの記事にまとめています。→息子に小学校受験(国立のみ)を選んだ理由。年収500万円なのに…塾費用は?
小学校受験するなら準備は年中から!
もし、小学校受験をすると決めたなら、準備は年中からで大丈夫です。
詳しくは、こちらの記事でまとめています。
→小学校受験 塾はいつから?お受験ママが語る年少から通ってはいけない理由3つ
また、年少のうちに家庭でやるべきことも書いています。参考にどうぞ。
→小学校受験の準備はいつから?年少から家庭でやるべき13のこと。
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