小学校受験の行動観察で失敗ばかり…
家庭でもできる対策方法が知りたい!
こんにちは!
すみれ(@suuuumam)です!
小学校受験で、重要視されつつあるのが、行動観察。
でも、ペーパーと違って、
行動観察って、家庭でどう対策すればいいのかわからないですよね?
息子も、行動観察が苦手で…
すごく悩みました!
ということで、
・家庭での対策方法が知りたい!
というあなたのために、
家庭でもできる、行動観察の対策方法をお伝えします。
長男に効いた、具体的な方法もお伝えしますね!
小学校受験の行動観察 家庭でできる対策方法とは?
行動観察の、家庭でもできる対策方法ですが、
どんな子供にでも当てはまるような、
「これしたら絶対に大丈夫!」
っていう魔法の方法はないと思うんです。
というのも、
行動観察は、子供の性格によって結果が全然違います!
例えば、
みんなで同じゲームをしても、
・慎重にゆっくりと進めたい子
・輪に入れずモジモジしてる子
など、
子供によって、全く反応が違います。
子供によって結果が全然違うから、対策も全く違ってくるのは、当然のこと。
ですので、
うちの子、行動観察で失敗ばっかり!
と思うなら、まずは、
・具体的に何ができて、何ができていないのか
をしっかりと見極め、書き出し、分析しましょう。
そして、
良いところはたくさん褒めてもっと伸ばし、
悪いところは少しでも良くなるように、導いてあげます。
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
わかりやすく、子供の性格別に考えてみました!
小学校受験の行動観察 家庭での対策は「子供の性格」がカギ!
「小学校受験の行動観察」という観点から、子供の性格をおおざっぱに分けると、
「積極的な子」と「消極的な子」に分けられます。
それぞれに長所と短所があって、まとめると、
【積極的な子】
・積極的に参加できる
・リーダーシップがとれる
・先生の指示が聞けない
・自己主張が強すぎる
・ケンカをしてしまう
・お友達の気持ちを考えない
【消極的な子】
・まわりを見ることができる
・先生の指示を守れる
・消極的すぎて参加できない
・人見知りでお友達の輪に入れない
・発言できない
と、なります。
ちなみに、息子は「消極的すぎる子」です!
子供なので、いろいろな性格の子がいて当たり前なんですが、
小学校受験の行動観察では、
・お友達と仲良く遊ぶことができる
・先生の指示が守れる
などが、できているか評価されます。
さらに、
・輪に入れない子に声をかける
などができると、高評価になります。
つまり、
「積極性があって、指示を守り、お友達にも気を配れる子」
が求められているんですね!
そんな完璧な幼児なんているのか謎ですが…
小学校受験の行動観察 家庭でもできる! 「子供の性格別」具体的な対策方法
では、具体的にどのような対策を取ればいいか、子供の性格別に考えていきます。
「積極的な子」には?
積極的な子は、小学校受験の行動観察では、圧倒的に有利です!
「積極性」はとても評価が高いので、
そこは、褒めて伸ばすようにしましょう。
その上で、
・ケンカをしてしまう
・お友達の気持ちを考えない
などの問題点があるなら、
普段から、意識的に声かけをしていきます。
例えば、
「みんなが使うボールなのに、ひとりじめしてもいいと思う?」
「輪に入れないお友達には、なんて声をかけるといいかな?」
など、子供と話し合ってみましょう。
マナー系の絵本で学ばせるのも、効果的です!
他に、
のであれば、普段から指示を聞きとる練習をしましょう。
例えば、
「手を洗ってうがいしたら、お花に水やりをして、その後ポストからお手紙取ってきてくれる?」
など、指示を3つくらいまとめて言うと、練習になります!
「消極的な子」には?
消極的な子は、
小学校受験の行動観察においては、不利だと思ってください。
うちの長男は消極的だったので、すごく苦労しました…
かと言って、
消極的な子に、
「もっと積極的にバンバン発言して、リーダーシップを取りなさい!」
と言うのは、酷です。笑笑
消極的な子には、その子なりの良いところが必ずあります。
例えば、
先生の指示がきちんと守れたり、
優しい子なら、輪に入れない子に声をかけることができるかもしれません。
良いところを見つけて、どんどん伸ばしてあげましょう!
でもその上で、
やっぱり、少しの積極性も加えたいところ。
実際に、うちの息子に効いた方法を、具体的にお伝えしますね!
小学校受験 行動観察の対策 人見知りな息子に効いた方法は?
息子は、人見知りで消極的すぎるタイプでした。
もちろん、今でもそうです。
行動観察では、
・一言も話さない
・お友達に話しかけられても会話しない
かなり、ひどい状態でした…
こんな息子に、私がとった対策方法は3つです。
②知らない場所に遊びに行く
③行動観察はテストだと伝える
詳しく、説明していきますね!
①お友達とたくさん遊ぶ
とにかく、友達と遊ぶことに慣れさせなきゃ!
と思い、幼稚園のお友達と、遊ぶ機会をたくさん作りました。
幼稚園が終わった後や、振替休日など、積極的に遊ぶ約束をしました。
ママ友付き合いは苦手な方ですが、息子のためと思い頑張りました!笑
②知らない場所に遊びに行く
初対面の子とも仲良く遊べるように、知らない場所にも遊びに行きました。
実際の行動観察の試験では、知らないお友達と遊ぶことになります!
遊びの経験をたくさん増やしてあげることで、
行動観察にも慣れて、少しは積極的になるんじゃないかと考えました。
でも、なかなかうまくいかず…
ただ遊ぶだけでは、息子の積極性は養われませんでした。
③行動観察はテストだと伝える
そこで、私は、考えました。
息子は、行動観察がテストだってことを知らないからダメなんじゃないか?
息子は、行動観察を「ただ単に遊んでいるだけ」だと思っていました。
そんな息子に、行動観察はテストであることを伝えたのです。
これは、賛否両論ありますので、お子さんに伝えるのは慎重にしてください!
というのも、
子供に、行動観察がテストだと伝えると、
変に緊張したり、
試験で本当に見られるべき「子供の自然な姿」とは、かけ離れたものになってしまうからです。
それでも、私が伝えようと思ったのは、
息子には、テストだと伝えた方が効果的だと思ったから。
息子は、
模試の点数をとても気にする子でした。
なので、
「行動観察も、ペーパーと同じでテストだから点数がつけられるんだよ」
「お友達と仲良く遊べる子と、遊べない子だったら、どっちがカッコいいと思う?」
など、伝えました。
もちろん、この方法が正解だとは限りません!
ですが、
行動観察がテストだと伝えてから、息子は積極性が出るようになりました!
「頑張って、ゲームに参加するね!」
「今日は、お友達とお話しできたよ!」
そんなふうに言ってくれることも、多くなりました。
息子なりに、頑張っていたんだと思います。
その結果、行動観察の評価は少しずつ伸び、模試の成績も上がりました。
そして、もうひとつ!
幼稚園のお友達との関わり方にも、変化が出てきたんです!
以前は、お友達と一緒に遊ぶよりも、ひとり遊びが好きな子でしたが、
自分からお友達の輪に入って、仲良く遊ぶことも増えてきました。
これが、「行動観察はテストだよ」と伝えた効果なのかはわかりませんが、
結果的に、
息子の遊びの幅が広がったような気がします。
息子には、伝えてよかったと思っています。
小学校受験の行動観察で、親が一番やっちゃいけないこと。
行動観察の対策として、親が一番やってはいけないこと。
それは、
子供の性格を否定することです。
あなたの性格がこんなだからダメなのよ!
なんて、絶対に言ってはいけません。
冒頭でも述べましたが、
良いところは必ず褒める。
そして、
しっかり褒めた上で、改善したいところを導いていく。
子供の性格を大切にしながら、足りないところを補っていきましょう。
正解のない行動観察。
克服するのは難しいですが、
一番大切なのは、子供の気持ちだということを忘れずに、
日々進んでいきたいですね。
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