もし、小学校受験に失敗したら…
全部が不合格だったら、どうしよう。
こんな不安に襲われて、
夜も眠れないくらい心配になってしまう。

その気持ち、痛いほどわかります。
私も、息子の試験前は、不安に押しつぶされてしまいそうでした。
そんなとき、夫と話し合いました。
もしも、小学校受験に失敗したら。
不合格だったときに、私たちはどうすればいいのか。
きっと落ち込むよね。
すごく落ち込んでしまうかもしれない。
どんな心境になるかはわからないけれど、絶対にしてはいけないこと。これだけは決めておこう。
そう言って、夫婦で夜な夜な話し合って、決めたこと。

私たち夫婦の考えをお伝えします。
小学校受験に失敗したら…親が絶対にしてはいけないこと5つ
私たち夫婦が考えた、
「小学校受験に失敗したときに、親が絶対にしてはいけないこと」
をお伝えします。

参考になれば、嬉しいです。
①不合格の理由は考えない
不合格になった理由って、つい考えちゃいますよね。
どうして、うちの子が不合格?
何がどこが、ダメだったんだろう。

そんなふうに考えてしまいますが、考えてもムダです!
理由なんかありません。
ただ、うちの子がその学校のカラーに合わなかっただけ。
小学校受験の合否に「ご縁」という言葉が使われますが、
まさに、その学校との「縁」がなかっただけです。
優秀だから合格、優秀じゃないから不合格、というわけでは絶対にない。

うちの子がダメだったから、なんてことは絶対にあり得ない!
ただ縁がなかっただけなので、理由なんて考えるべきではないのです。
②子供を責めない
当たり前のことですが、
絶対に子供を責めないこと。

子供は、いままでたくさん頑張ってきたはず!
パパやママの喜ぶ顔が見たくて、褒めてもらいたくて頑張ってきたんです。
そんな子供に、「自分はダメだった」と感じさせては絶対にいけません。
いままで、たくさん頑張ってきたこと。
ペーパー問題ができるようになった。
ボールつきができるようになった。
絵も上手くなった。
リボン結びも、ハサミの使い方だって上達した。
小学校受験の勉強を始めた頃よりも、ずっとずっと成長したはずです。
責めるなんて、もってのほか。

いままで頑張ってきたことを、たくさんたくさん褒めてあげたい!
③自分を責めない
小学校受験に失敗したら、つい自分を責めてしまいます。
サポートが甘かったのか。
もっと厳しくやらせれば良かったの?

そんなことはありません!
失敗したのは、ママのせいじゃない。
ママだって、今まで精一杯頑張ってきたはず。
親子ですごく頑張った日々は、絶対に無駄にはなりません。
④夫を責めない

旦那さんを責めるのも禁止です!
小学校受験で失敗したからといって、夫婦仲が悪くなってはいけません。

むしろ、失敗を乗り越えるには、夫婦で協力すべき!
不合格を理由に、夫婦喧嘩だけはしたくないですよね。
⑤子供の前で悲しい顔をしない

これは、いちばん注意すべきことです。
子供は、パパやママの様子を敏感に感じ取ります。
「自分がダメだったから、パパやママを悲しませた。」
そんなふうに思わせてはいけません。

でも、注意してたって、もしかしたら悲しい気持ちが顔に出ちゃうかもしれない…
落ち込む気持ちはぐっと抑えて、
子供の前だけでも元気に振る舞いたいですね。

小学校受験に失敗したら…その後の親の対応が子供の人生を決める!
小学校受験に失敗したこと、不合格だったこと自体は、
子供の人生において、そんなにたいした問題ではありません。

長い目でみると、本当に微々たること!
でも、失敗した後の親の対応は、
子供の人生に、多大な影響を与える可能性があります。
・不合格だったから、パパとママがケンカして、家が暗くなった。
子供にこんなふうに思わせてしまうと、
のちのちトラウマになってしまう可能性もあります。

子供は、不合格という事実よりも、その後の親の対応に傷ついてしまうのですね。
親が勝手に決めた小学校受験。
子供の心を傷つけることだけは、絶対に避けるべきです。
小学校受験はゴールではなく、単なる通過点だ。
当たり前ですが、
小学校受験は、ゴールではありません。

そもそも、「小学校受験をする」と決めた理由はなんでしょうか?

いろんな理由はあれど、
子供がもっと幸せになるため。
これが、いちばんの理由なのではないでしょうか。
だとすれば、
「その小学校じゃないと、子供は幸せになれない。」
なんてことは、絶対にないですよね。

小学校受験は、単なる通過点でしかありません!
「小学校受験に合格すること」という目先の目的に囚われず、
もっと長い目で、
子供の幸せをサポートしていきたいですね。
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