・小学校受験に興味あるけど、いつから何を始めればいいの?
・とりあえず、おうちで始められる小学校受験対策ってないかなぁ?
といった悩みに答える記事を書きました。
この記事を読めば、
・小学校受験対策を今すぐおうちで始める方法
・いつから何を始めればいいか「具体的な進め方」
を知ることができます。
小学校受験対策は、いつからするべきなのか…
答えは、「今すぐ」です。
小学校受験の対策は、今すぐおうちでできることが山ほどあります。
「もっと早くからやっておけばよかった」とあとで後悔しないためにも、
ぜひ最後までしっかり読んで、さっそく今すぐ、何かひとつ始めてみてください。
小学校受験対策
【今すぐおうちで始める方法 3ステップ】
【ステップ①0歳〜】
生活や遊びに小学校受験対策を取り入れる
【ステップ②2歳〜】
プリント学習を始める
【ステップ③4歳〜】
塾に通う or 活用する
まずは、小学校受験について知ろう!

まずは、小学校受験の基礎知識について知りましょう。
小学校受験の世界は、特殊な世界です。
なんとなくではなく、しっかり知ることから始めてみましょう。
試験日はいつ?
小学校受験の試験日は、だいたい以下のとおりです。
国立小学校
・首都圏 願書配布9月 試験10、11月
・関西 願書配布10月 試験1月
私立小学校
・首都圏 願書配布5月 試験9月~11月
・関西 願書配布5月 試験8月~10月
地域や小学校によっても異なりますが、
試験本番は「年長の秋頃」と考えてよいでしょう。
試験内容は?
小学校受験の試験内容は、大きく分けて以下6種類です。
1.ペーパー問題
2. 行動観察
3. 面接
4. 口頭試問(こうとうしもん)
5. 巧緻性(こうちせい)
6. 運動
もちろん、小学校によって試験内容は異なりますが、大体はこの6種類すべてが出題されます。
合格倍率は?
小学校受験の合格倍率は、だいたい以下のとおりです。
国立小学校
・首都圏 10倍~50倍
・関西 3倍~5倍
私立小学校
・首都圏 2倍~13倍
・関西 2倍~4倍
首都圏の国立小学校は、やはり相当な人気があります。(抽選の影響もあります)
私立小は、コロナ過でさらに倍率があがっているようです。(2021.10情報)
次に、塾・幼児教室について知ろう!

小学校受験といえば、塾や幼児教室に通って対策するのが一般的ですよね。
まずは、
・塾ではどんなことをするのか?
・費用は実際にどれくらいかかるのか?
について知っておきましょう。
どんなことをするの?
小学校受験対策ができる塾・幼児教室では、先ほど説明した「小学校受験の試験内容 6種類」全ての対策をしてくれます。
具体的には、以下の内容です。
・塾オリジナルのプリント教材
(ペーパー試験対策)
・集団でゲーム、運動
(行動観察、運動試験対策)
・工作、絵画(巧緻性対策)
・先生との面接、口頭試問の練習
週1回~2回の授業で、上記の内容を全て網羅します。
もちろん全て1回の授業ではできないので、「行動観察、面接は隔週」など、塾ごとによってカリキュラムが組まれています。
プリント教材については、毎回の授業でやる塾が多いです。
「今週やった内容を、翌週テストで確認」というスタイルをとる場合もあります。
費用は?
費用は塾によってまちまちなので、あくまで1例としてご紹介します。
・塾の授業料
年中 15万円(月2.5万円)
年長 60万円(月5万円)
・季節講習(春、夏、冬、直前講習など)
年中 10万円
年長 40万円
・模擬テスト
年中 1.5万円
年長 10万円
つまり、塾にかかる全費用は以下です。
年中 26.5万円
年長 110万円 ※2年間 136.5万円
以上は、あくまでも一例です。塾や受講する講座によっても費用は異なります。
もちろん塾以外にも、塾までの交通費・市販の問題集購入費・お受験服やバッグの費用もかかります。
参考:理英会
▼実際に「息子の塾にかかった費用」を解説しています。参考にどうぞ。
小学校受験 塾の費用って高いの?我が家のリアルな金額と内訳を公開!
さて、塾に行くべきかどうか考えよう!

ここまで読まれて「やっぱり塾って高いな」と思われたのではないでしょうか?
思いますよね。私も思いました。
では、「塾なしで合格できるのか?」考えてみましょう。
塾なしで合格できるのか
難しいですが、可能です。
理由は、2つあります。
ひとつは、毎年必ず「塾なしで合格する子」が存在するからです。
もうひとつは、小学校受験は「家庭での対策」が全てだからです。
いくら有名な塾に通っても、塾に丸投げでは合格しません。
「親が、家庭でどれだけ子供をサポートできるか」これにかかっています。

息子の同級生にもいます!
とはいえ、やはり塾なしで合格するのは難しいです。
▼理由を解説しています。
小学校受験 塾なしで合格が難しい理由5つ【挑戦する方法も解説】
塾でしっかり対策してきた優秀な子供たちの中から勝ち抜くには、
・正しい情報収集
・家庭での適切なサポート
・塾の上手な利用
が必要となります。
(塾なしでも挑戦できる方法は、後で詳しく解説しますね!)
いつから塾に通う?
塾に通うのは、年中の春頃(試験の1年半前)からで十分かと思っています。
要は、家庭で適切な対策さえできていれば、いつ塾に通っても問題はありません。
小学校受験対策いつから何するべき?今すぐおうちで始める方法【3ステップ】

小学校受験対策はいつから何を始めればよいのか。
答えは、今すぐおうちでできる方法を、今日から始めることです。
では、「今すぐおうちで始める方法」を3ステップで解説します。
塾なしでも挑戦できるように、
「塾なしで合格された方々」のお話を聞いてまとめました。
もちろん、絶対に合格できる方法ではありません。

そもそも、そんな魔法みたいな方法は存在しない…!
ですが、ステップどおり順番に進めていけば、
「小学校受験の合格に必要な力」は身につけられるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。
ステップ①生活や遊びに小学校受験対策を取り入れよう!(0歳~)
まずは、毎日の生活や遊びの中で、小学校受験の対策を取り入れていきましょう。
小学校受験対策って、どうしても「プリントでお勉強すること」ばかり注目されますが、それだけではありません。
例えば「季節の花を見る、野菜の断面を知る、日本の昔話を読み聞かせる」など、
プリント学習を始める前に、生活や遊びの中でできる対策が山のようにあります。

むしろ、これが一番重要!!
早くから始めれば、その分ゆっくりと時間をかけて進められます。
思い立った今が「始めどき」です。
0~2歳からできることがたくさんあるので、今すぐに始めておきましょう。
ステップ②プリント学習を始めよう!(2,3歳、年少~)
ステップ①の「家庭での対策」を続けつつ、プリント学習も始めていきましょう。

個人的には、3,4歳(年少~年中)からでも十分だと思います!
はじめは毎日じゃなくても良いので、少しずつプリントを進めて、お勉強の習慣をつけていきます。
おすすめのプリント教材は、以下3つです。
・こぐま会「ひとりでとっくんシリーズ」
・七田式ドリル
できるものから始めてみてください!
▼お受験に役立つ通信教育はこちら
【無料】小学校受験に役立つ通信教育9社を比較!評判良いおすすめ教材はコレ
ステップ③塾に通う or 上手に活用しよう!(4,5歳、年中~)
4歳頃(幼稚園年中)になると、塾を検討しましょう。
塾に通う場合は、塾のカリキュラムを中心に進めていきます。
塾なしで挑戦する場合は、プリント学習を続けつつ、塾をうまく利用していきます。

「塾なし」とはいえ、塾を全く利用しないまま受験に挑むのは危険です。
必要な部分だけを、うまく利用するようにしましょう。
塾で利用すべき点は、3つあります。順番に説明しますね。
①説明会で情報収集する
小学校受験は、情報収集がとても重要です。
とはいえ、普通に過ごしていても、情報なんて手に入りませんよね。
そこで、塾の説明会です。
塾は、当たり前ですが、いろんな情報を持っています。
私立小学校の先生が、塾に説明会に来られることもありますので、積極的に参加して、情報収集しておきましょう。

入塾しなくても受けられる説明会もたくさんあるよ!
②模試を受ける
模試は必ず受けておきましょう。
理由は、2つあります。
ひとつは、場慣れのため。
ふたつめは、弱点を知るためです。
模試は、本番の試験と似たような状況で実施されますので、場慣れすることができます。
家ではできていても、「試験の場に行くと緊張して解けない」なんて、幼児にはよくあること。
必ず、模試で場慣れする機会を作っておきましょう。

面接、行動観察の練習にもなるよ!
また、模試の結果で弱点を知ることができます。
今できていないことをしっかり把握し、それに合わせた対策をして、また次の模試に挑む…
というサイクルを繰り返すことで、確実に力がついていきます。
▼息子に実践していた方法はこちら
小学校受験 模試の結果 順位が134位→1位に!5ヶ月で達成した方法
③厳選した講座を受ける
厳選した講座を受けるのも、おすすめです。
例えば、
・おうちでは対策しにくい「行動観察の講座」を受ける
・模試で苦手だった「絵画・工作の特別講座」を受ける
・「志望校の直前講座」のみ受ける
など、「わが子に必要だと感じる講座」のみ厳選して受けてみましょう。
塾は、全ての講座を受けていると、金額がどこまでも膨れ上がりますからね…
講座の受けすぎは子供もパンクしちゃうので、厳選するのが良いと思います。
▼塾の費用を抑えるために、私が工夫していた方法はこちら
小学校受験 塾の費用を極限まで抑える方法は?私が実践した節約法4つ
小学校受験するなら…知っておきたい親の心構え 2選
小学校受験する親として、知っておきたい心構えはたくさんありますが、今回は最も重要な2つをご紹介します。
①合格に固執しすぎないこと
ひとつは、合格に固執しすぎないこと。
理由は、合格に固執しすぎると、親も子もしんどくなるから。
合格に固執し、合格だけを目標にしていると、うまくいかなかった時に、ものすごくしんどくなります。
例えば、模試の成績が良くなかったとき、いくらやっても問題が解けないとき。
「こんなんじゃ合格できない」と親は焦り、それが子供にもうつり、親子ともに精神的に追い詰められてしまう…なんて状態に陥る家庭も少なくありません。

とはいえ「小学校受験の目標は合格でしょ」って思いますよね。
もちろん受験する以上「合格」が目標ではあるけれど、最終的な目的は「子供が幸せになること」なはず。
「志望校に合格しないと、子供が幸せになれない」なんてことは、絶対にありえないですよね。
それに、親子ともに精神的に追い詰められ、ストレスでがんじがらめになっている状態を「幸せ」といえるでしょうか。
合格に固執しすぎて、本来の目的を見失ってしまわないようにしましょう。
②ひとりで抱え込まないこと
小学校受験って、気軽に相談できる相手が少ないので、ひとりで抱え込んでしまいがちなんですよね。
特に、いつも子供の側でサポートしてるママが、なんかもう、いっぱいいっぱいになっちゃう。

私もひとりで悩んで、病んでいました…
ひとりで抱え込むと、ストレスで禿げ…はしないかもですが、白髪が増えます。
肌も荒れるし、ニキビも増えます。
ですので、対策としては誰かに相談すること。

旦那さんやママ友、私に相談してくれても嬉しい!
ひとりっきりで抱え込むと、絶対にしんどくなるので、必ず誰かに頼りましょう。
まとめ:小学校受験対策はおうちで始められる【今すぐ始めよう】
小学校受験対策「おうちで始める方法」を解説しました。
おさらいすると、以下のとおりです。
小学校受験対策
【今すぐおうちで始める方法 3ステップ】
【ステップ①0歳〜】
生活や遊びに小学校受験を取り入れる
【ステップ②2歳〜】
プリント学習を始める
【ステップ③4歳〜】
塾に通う or 活用する
この順番どおり進めていけば、
「小学校受験の合格に必要な力」は確実に身についていきます。
小学校受験は、おうちでの「早めの」対策が最重要です。
「もっと早くからやっておけばよかった…」とあとで後悔しないためにも、
今すぐできることから始めてみてください。



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